筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

Maco塾ってなあに

Maco塾は千葉県幕張ベイタウンで

開催している

子どもが生きる力をつけるための料理教室です。

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お料理というものは

自分の食べるものを作ると

困ったこと、わからないことに

次々直面します。

いわば危機的状況になった時にどうするのか。

これは広く考えれば

大きな災害が起きた時でも

なんとか自分の力で生き延びる方法を見つけられるようになってもらいたい。

そんな想いも視野に入れています。

 

そのために必要なのは

普段から何を考え、どう動いているか。

普段やってもいないことを

特別な時にできるはずないですから。

 

そのために必要なツールとして

料理を考えています。

困った時に

考える

見て真似をする

他の人に聞く

助けを求める

色々な方法があり

どの方法でも有りです。

目的は目の前の困難をどうやって克服するか

ということ。

子ども一人一人

年齢、環境、兄弟関係、経験によって

上がる階段は違います。

私たちは1人ずつの段階に合わせて

その子に合うやり方で声掛け、働きかけをしていきます。

子どもが自分なりのやり方で達成できた時

次のステップが見えてきます。

 

そんな料理教室 Maco塾は

料理のやり方を知るのではなく

生きる方法を見つける力を身につける塾です。

 

 

Maco塾に関するお問い合わせは

boo-hoo-woo-9133048☆i.softbank.jp

          ☆を@マークに変えてください。

 

FBページもあります

https://m.facebook.com/UCHIMaco塾-696724750466610/

 

 

 

失敗を報告できる事は信頼しているからである

小6の娘と小3の次男を連れてのプチ旅行

とはいえ私はわくわくのWSがあるので

現地で二人を放す事にした。 

鎌倉の大仏で14時解散

江ノ電和田塚駅で17時集合というスケジュール

 

見知らぬ土地での三時間

不案内な土地なので私のスマホを貸与

 

でね

当然起きるわけですアクシデントが。

合流する頃こんなメッセージ。

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 起きていることは

大変だったとしても

まずはその件について謝罪と状況説明と報告。

これが最優先。

それがあれば

 

じゃあどうするか

 

を考えられるから。

 

でも子ども、いや大人であっても

怒られる。話を聞いてくれない。

という事がよぎったら

すんなりとは話せない。

小手先のところで

なんとかしようとしたり

なかった事にしたりするの。

なんの解決にもならないのにね。

しかも心象は悪くなる一方。

 

簡単なように思えるけれど

自分のした事に責任を持って話をする事は

自意識やプライドの鎧をつけてからでは難しい。

だからどんな話をしても大丈夫

な関係を作ることが何より必要。

 

図らずもうちの場合は今の所

大人に対する信頼は保っているんだなと感じ入ったわけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追悼 ディック ブルーナさん

世界中で愛された

ミッフィーちゃんを生み出した

ディックブルーナさんが

身罷られました。

89歳 老衰ということです。

 

また一つの時代が終わりました。

 

私ぐらいの年代では

うさこちゃん」と親しまれています。

私が絵本としての作品を手にしたのは

クリスマスってなあに

 

高校の吹奏楽部の先輩から

クリスマス会のプレゼント交換でやってきました。

 

その時は

頂き物だし

可愛いし

でも愛してやまない本ではなく

いつもそこにいる

そんな本でした。

今思えば絵本コレクションのスタートだったかもしれません。

 

子どもが生まれた時には

セロ歳からの蛇腹の絵本を手に入れ

うさこちゃんシリーズは同僚にお祝いで揃えてもらいました。

その中の「うさこちゃんのにゅういん」は

長女が2歳の頃

風邪と思ってかかった夜間救急から

喘息発作で救急搬送になった時

彼女の手に握られていた本。

入院中何度も読んで

「おっきくなったらかんごくさんになる」

って言ってたな。

 

子どもが大きくなると

自分で音読を選ぶ時に持ってきました。

いしいももこさんの訳は

日本語の美しさを再認識させてくれるもので

シンプルで

わかりやすい五・七・五の言葉が

どれだけ子どもたちの中に入っていったことか。

 

そんな話は終わりがないくらいだけど

うさこちゃん

子どもたちと大人の中にもう住んでいる。

どんな子も

みんな同じ

そんなメッセージを

出し続けていたブルーナさん。

その種は必ず次の世代へと続いて行く。

 

あまり絵本ネタは出していなかったけど

こんなネタもあるんです。

 

使わないと錆びるもの

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       なんか考えてるのよ、きっと

 

ハサミとアタマ

バカとハサミは使いようっていうけど

逆もまた然り。

 

使わないでいると錆びてくる

しかも切れ味も落ちてくる。

使って入れば維持できたのに

固まったら動かない。

 

だから動かそう

どんなことでも

小さなことでも

やらないよりはやらないと。

錆びていくから

きれなくなるから

 

そうならないようにできることは

いつもいつも

使うことに他ならない。

 

発信しなきゃわかんないのは当たり前

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個人情報がとか

あの人に読まれたらだとか

何書いていいかわからんとか

くだらん事にとらわれてたのは

他の誰でもない私でした。

 

ありがたい事に

筆もじストという事は定着しつつある今

子どもに関する事もやってるし

子どもと保育は好きだし

やっぱり肩書きに入れたいし

なんて悶々としてたここ数ヶ月

ある時ひょんと

「私が私であるのを表すのはかあちゃんだって事じゃ?」

という事が浮かんで来たので

SNS上で投げかけてみた。

 

おおーーー

 

見事に撃沈

 

私から浮かぶイメージは

私が発信しているもののほかならない事が判明

某塾で繋がってる方からは

「かあちゃん」イメージはない

リアルで遊んだことのある方からは

まんまかあちゃん

 

これが私がやって来たこと

やって来なかったことの結果

 

どうなりたいか

をイメージして

どうしていくか

を考える。

 

今更ながら

そんなことに思い至ったわけなのでした。

 

筆もじセラピー誕生の予兆

個性筆モニター講座として2回目を開催

前回も今回も

「自分」を持ってる方ばかり。

なので新しい道具を手にして

新しい扉を開ければ

瞬く間に

自分のフィールドへ飛んでいく。

 

私自身は

筆文字に出会った事が

初めて自分の表現を許可した事だったから

受けて下さる方々の

「私はここよ!」

なパワーが眩しいくらい。

それでもみなさん

「どんどん自由になれてく!」

「思ったよりも制限かけてたってわかった!」

とのお声をいただくのだ。

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      「こんなに真っ黒な手 久しぶりー」

 

今日受けてくださった方は

「これはセラピーなんだね」と。

 

そうか、こういう事がセラピーなのか。

眠くなったり、気持ちよくなるばかりじゃない

「解放」こそがセラピーなのかもしれないなぁ。

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そんなこんなで筆もじセラピーなんて事も

あるのかもしれないし

ないのかもしれない。

 

4月16日(日)のかさこ塾フェスタでは

参加型ライブペインティングをやります。

私は一文字筆もじレクチャーをやります。

その字と他方のみんなで描いた絵を

合わせたところに

異界絵師緋呂さんがライブで書き足し

私も書き入れます。

予想不能な時間になります。

やる本人がそう思ってます。

みんなの力を貸してください。

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勉強法のマッチング

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前回は親と子の捉え方、感じ方の違いで起きるミスマッチでしたが

子どもと勉強法にも同じ事が言えます。

要は

子どものストレスになりにくいアプローチが必要なわけです。

 

例1

小6長女

楽しいことが第一条件

上から言われることが嫌

 

が一番強い傾向

何たってドリルをやるのも木馬に乗って楽しくやる事を選ぶ子です。

実は上の子の時に

チャレンジをやっていましたが

あの教材にどうしても馴染めない私は

バッサリ切っていました。

長男も同じ感覚でいたのと

説明がわかりやすいと検討してZ会を選択

まあ、自己管理が難しい傾向の子ですので

今はそこからも離れています。

 

で、中学進学を控えた長女から

チャレンジタッチの要請が。

もちろん思考型の強い私はNGです。

しかし、しかしですよ

本人曰く

「楽しくなきゃやりたくない」

訳でそれは適応論タイプからいても明白。

そして適応論を当てはめてみたならば

そこにヒットするのは

理屈よりも楽しさ面白さを

前面に出してる方じゃないかと

ふと思い至ったわけです。

ここに知識を役立てる時がきたと言わんばかりに

自分への説明を済ませ

いざチャレンジタッチを始めることに。

そしたらば

あらあらまあまあどんぴしゃり。

 

それをみていた長男は

自分のレンジとは合わないから批判しますけどね。

そういうこともあるんです。

ならばと

人から気にかけてもらわないと

パワーになりにくい

具体的な事を示してもらわないと

考えをどんどん自分の中に引き込んでしまう長男は

少人数で対応をしてくれる人がいる状況が

いいのではないかと思っているところ

 

理屈がつけばそのようになっていく

ということがわかっていれば

余計なパワーもストレスも使わずにいられるということです。