筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

いいかげん欲しいものを欲しいって言ってみろ

欲しいものって

ものだけじゃない。

自分に対する想い 気持ち

これは案外厄介で

こじらせるとめんどくさい。

 

謙虚が美徳とされてきた時代に育った私は

「自分の欲しいものを言わない、

できることを隠す」

事が謙虚だと認識してた。

でも違うんだよね。

だってね

すごいねって言われると

「そんなそんな、とんでもない」

って言ってるくせに

心のどっかで

「すごいって言われたい」

って気持ちがくすぶってる。

だったらさ

言っちゃえばいいのに

言いたいんでしょ

いつまで気づいてもらうの待ってるんだよ。

それで

わかってもらえないって

落ち込むの

いい加減にやめよ。

どこまでも限りなく高いプライドを

隠すふりして

しこたま気にかけてもらいたい

つまらん茶番

 

茶番って気づくのも

自分の欲しい言葉を自覚するのも

怖いんだよね。

だから見ないことにする。

 

たださ

もう無理だ。

見ないふりはなにも生まれないから。

自分の感じる怖さと

今少し挨拶してみようか。

大丈夫

思ったほど悪くないからさ、きっと

 

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心のオアシス たいすけ