筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

あそびは世界共有言語

NPO佐倉こどもステーションで

私は子どもが子どもでいられる場を作ってます。

年に一度のこどもまつり

ここ数年は

小さい子でも安心して遊べる場のひとつとして

山武杉の積み木であそんでます。

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今年はダウン症のお子さんが遊びに来てくれました。

私は特にその分野の勉強はしていませんが

「その子がなんのつもりで何をしているのか」

「子どものやりたいあそびを確保する」

のが大前提

 

その場でどうあそんでいくのかを

みていました。

そりゃね、魅力的な他の子のを

さわる→壊れるんです。

でもこれはきっと興味があるんだろうなあと

思ったので、一緒にあそんでみた。

うん やっぱりそうだ。

彼はひとしきり積み木を放って落ちる音を楽しんだ後、急に同じ積み木を並べだしました。

ここまでの時間は相当かかっていて

途中お父さんが帰ろうと促すものの

物を投げて応戦。

遊びたいんだねー。

 

そんな時間を過ごしていたら

最初遠巻きに壊されないようにあそんでいた

低学年と幼児の兄妹が

「入れて!」と入って来たんです。

 

いやー、あそびってすごい。

言葉じゃなくても

やってることで伝わる

面白そう!って感じたら

同じ時間を過ごしていける。

 

もしかしたら

「区別」して

お互いが嫌な気持ちにならない(と思い込んで)

ようにしてるのは

大人のエゴなのかもしれません。

彼らの

「面白そう!」な目の輝きに

自分の先入観を見せつけられた訳です。

 

そんな事を思ったころしったこちらの写真展

最終日に行けるかな

素敵な写真展です。ぜひ。

 

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フォトグラファー 宮本直孝 × アクセプションズ
「母の日 – I’m a mother of a child with down syndrome」

場所:東京メトロ 表参道駅コンコース(ADウォール・B1出口付近)
会期:5月8日(月)~14日(日)
※オープンスペースのため観覧無料