筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

傍観者もひとくくりにできないことに気づいた日

いじめの加害者はもちろんだけど

傍観者も同類だ

真理の一つだと思う。

でも

でも

でもなのだ

そうは割り切れない事もある

 

こっちの言い分もなるほど

そっちの言い分もなるほど

どこの点でお互いに感じることが違い

そこからギシギシと音を立てて

関係がうまく行かなくなったときに

私は傍観者でいることを選んだ。

 

積極的傍観者

 

なんか目くらましみたいな言葉で嫌。

でも私の気持ちを表現するならばこれ。

 

あちらとこちらに

きっちり分けられないことって

あるわけないと思ってたけど

あったんだ。

 

それは

自分が傷つかないために黙ってるんじゃない

自分の中でくっきりできないから。

白と黒じゃなく

限りなく白に近いグレー

限りなく黒に近いグレー

があるだけ。

 

以前の私なら

傷つかないように考えないで巻かれていく

受動的傍観者だったな。

自分の考えをいうのが怖かったから。

その辺は今は違う。

自分の考えはある。

ただそれは紛れもなく

自分が思ってることであって

人に同意を求めるものでも

人の考えを操作することでもない。

あくまで

「私はそう思った」

これ以上でもこれ以下でもない。

 

それは誰かの考えに対しても同じ

「あなたがそう思ったのね」だけ。