筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

朝ドラの闇

ままあるのです。

闇だなーって感じてしまうこと。

例えば

 

半分ぐらいから話が破綻してくる

週明けに事件が起きる→土曜日に回収

事件回収には必ずヒロインが登場

ヒロインのおかげ様祭り

無駄にカップルが生まれる

最後の週は回想シーンの多用

 

半年間という長丁場

視聴者の評判が直に届く

撮影と脚本が追っかけっこ

という状況の中

先に挙げた事態が起きて来る。

原作があるとまだ話は破綻しないものの

原作関係者からの圧力もある(らしい)

 

視聴者は面白い作品を見たいだけなのに

沢山の演出家や諸々の大人の事情があるとしか

感じられない。

 

例えばこの春から異例の再放送が決まった

カーネーション

NHKに最大の見せ場である紅白歌合戦に出て来たヒロインはもんぺ姿でした。

ちょうど年末時期が

戦時中という設定だったのですけど

その後のヒロイン達が

司会をやったり

番組内で大きく扱われていたのとは

随分違った対応でした。

今じゃ定番の朝イチの朝ドラ受けも

ひまわりの時に随分話をした事の

反省からなのか

カーネーションでは

ほぼ触れられる事はありませんでした。

今でも不思議な後半のキャスト交代。

現朝ドラが年齢不詳すぎて

わけがわからなかったのに

あの時は

「あの女優では不自然だ」という理由で

尾野真千子さんから夏木マリさんになりました。

夏木さんがコシノ一家と昵懇だったなんて

そんな理由じゃないと

思いたいところですけどね。

 

まあ、結局闇なのかなんなのか

真相はわかりません。

私にとってはそう取らざるを得なかった

という事です。

 

とにかく

見応えのある作品だったカーネーション

再放送の要望が多かった事に

ついにNHKが応えてくれました。

楽しみに春を迎えられます。

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