私が筆文字と出会ったのは2015年
20年弱に及ぶ
義母の看護生活が終わり
それまでできなかったことをやってみようと
興味のある事にどんどん向かっていったもののうちのひとつでした。
よく「書道とかされてたんですか？」と聞かれるのですが、
いわゆる小学生の習い事のひとつ。
賞を総ナメ！なんて事は全くなく、
下手ではないけどただそれだけに過ぎない書道歴。私の母が書道好きだったので、多分認められたい一心で書いていたのでしょうが、書けば書くほどダメ出しがあり、達成感とは程遠いのが現状でした。
それでも書くことが好きなのは変わらなかった。
ちょうどSNSで上がってきた筆文字をみて
「こういう字を書いてみたい！」
という想いが湧き上がったのです。
タイミングよく、
近場で講座があるということで
出逢ったのが「個性筆」
この講座は それまで
ちゃんとしなきゃいけない
正解に辿り着くのが至上命題
誰かから評価される事
この三つの鎖にがんじがらめになっていた私を
解き放つには十分な威力を持っていました。
当たり前は当たり前じゃない
正解なんてない
自分の表現が全て
という個性筆の世界に飛び込んだことで
自分が表現した事に
初めて
「これでいい、まる」
を出すことができたのでした。
ここから始まった
私と筆文字
そこから筆文字グラフィはどうやって生まれたのか
まだまだ続きます
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