筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

被災したから言える災害に備えるポイント三つ

9月の台風15号により

千葉県は大きな被害を受けました。

我が家は幸い軽微な被害でしたので、生活に直接支障が出ることはありませんでした。

それでもこれだけ災害が続いているのに

いざ自分の身に降りかかってきたときに

痛感したことがたくさんありました。

 

今週末 再び最大級の台風が近づいてきています。

一般的な防災の知識はあちこちで目にすると思うので、当事者に近い私が必要!と思ったポイントを三つお伝えします。

 

1  発生時から3日は自分でなんとかする

いわゆる「自助」というもの。

私も散々聞いてきてましたが、どこかなめてました。すぐ近くに避難所もあるし、どうにかなんべ

と。しかし違いました。

まず災害なり被害が発生してからすぐは

まず現地の情報が上がってきません。

ということは、そこに対する動きは出ないのです。

3日、3日たつとある程度情報が上がってくるのです。なのでまず3日。自分たちで最低限の生活が送れる備えが必要です。

 

2  電気>電波>水   電気の確保

じゃあ何を備える?と言った時

現代社会では何しろ電気電気電気!

食べ物より電気と電波が大事。

発電機 大型充電器 蓄電池 などなどありますが

まずはモバイルバッテリーのフル充電を。

充電器も「乾電池」「ソーラー」「充電池」と複数のタイプを準備できたら望ましいです。

3日も経たないうちにあちこちで充電の供給は始まります。そこまで自身の心の安定を図るためにも「複数の補充方法」は非常に有効です。

そう言った意味で熱源も「ガス」「カセットコンロ」「電気」「直火」と複数が必須

水の保管場所も玄関 家の中 車内と分散しておくと安心です。

 

3 「防ぐ」よりも「減らす」意識を持つ

「防災」より「減災」

数々の災害を経て自然の脅威に人の力なんて太刀打ちできない事は十分理解していると思います。

それ故にできることは

どれだけ被害を減らせるのか。

台風に関していえば一番の脅威は

「風」

自転車を倒しておく

雨戸を閉める

カーテンを閉める

家の周りにものを置かない

フェンス等の点検

できることは沢山あります。

それでもひと抱えほどある木が折れるほどの風です。想像を超える力が猛威を振るうのです。

少しでも被害が少なく済むように予測して準備しましょう。

 

人間「意識」する事で行動は変わります。

またその家々の状況で備えるものの優先順位は変わります。ひとりで考えてて不安だったら誰かと情報をシェアしてみる。そこから新しい視点や意識が生まれます。何かが起こったとしても「心の安定」を保てるように生活を整えていくのが大事なんじゃないかと思うのです。

 

最後に日本のどこでも高齢化が進んでいます。

そこで圧倒的な差が出るのが情報量。

ましてや日本を作ってきた方々は我慢強く、辛抱強い。逆に「自分から必要な情報を取りに行く」意識は残念ながら低めです。

だからこそ、情報を持っている世代が

「情報を手渡し」する必要があるのです。

SNSを使いこなす人の責務としてそのことを頭の片隅に置いておいてもらえたら、と思います。

 

f:id:hudemojist:20191008100352j:image

備えの根っこにはこれ 大事

「あわてず あせらず おこたらず」