筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

新しい家族が増えた時に感じる事

自分の中に生まれる

優越感と疎外感

 

新しい家族が増える

それはもちろん嬉しい事

迎えるまでに

何がいるかなあ

どんな暮らしになるのかなあ

思いを巡らして過ごす日々

準備万端で迎えた家族

 

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でもそこから始まるのが

それぞれの関わり方の構築。

そこには

自分に懐いてくれない

応えてくれない哀しみ

逆に

自分に一番懐いてくれるところからくる優越感

 

新しい異分子が生まれた事で

それぞれ、我が家では六人六様のエゴが渦巻く

 

自分のやり方に

口出されるのが嫌だ

という気持ちを

子どもたちも大人も感じてる。

 

相手は無垢な状態で

自分にとって安全な相手を順に

認識しているだけなのに

こちらが勝手に好かれた、嫌われたと感じてる。

 

慣れだよね、過ごす時間や

アプローチの量で変わってくるだけだって

思ってるけど

意外と割り切れない。

まして子どもたちはそうだろう。

 

でもね

これって自分の子どもを持った時に向けて

偉大なるシミュレーションになる。

母親は新しい家族を迎えた時から

すでに圧倒的優位にあるけれど

他の家族は違う。

今回私の気分は

 

里帰り出産を終えた妻と子を迎えた夫

 

まさにこれ。

自分の位置をどうしたらいいのか

相手にどう関わったらいいのか

全て手探り

気持ちの揺れと向き合う時間

 

立場の違う気持ちを味わったら

もっと周りへの理解が深まるかもしれない。

 

この先六人プラス一匹の暮らしが

どう変化していくか

楽しみです。