子どもが描いた絵を持ってきたら
やっておくことはこの三つ
①年月日を入れる
②名前を書く
③描いてあるものを聞いてそこにメモする
これだけです。理由は
①何歳の時の絵なのかがわかる
②名前はきょうだいがいる時には必須
③子どもの絵には物語があるから
です。
赤ちゃんコアラ 歩いて公園に行くの
ブーブー持っていくって言ってるの
3才10ヶ月 長女
子どもが絵を描くときのモチベーションはただ一つ
「心が動いた時」です。
子どもは物語の中で生きていますから
自分に起きた事でなければ
心は動かない
だから子どもたちの絵の中には
子どもたちが生きているんです。
その時の想いはその時にしか出てこない
いや、聞いた瞬間に引っ込んでしまうかもしれない。
それでも想いを聴き続ける。
子どもの話は秒単位で変わっていきます。
3歳児だったら尚更で
さっき「電車ー」って言ってたのが
3秒後に「ごはんー」になることは当たり前
「さっきそう言ってたでしょ!」
なんていう必要はないんです。
その子そのものがそこにあるから。
大人が
そうだねーと聞いてあげることで
子どもは
自分の思いを表現することを
受け入れられる実感を持ち
それが安心感、自信になっていくのです。
自分を否定されない場がある
ただそのことが
子どもと大人の信頼関係になるんです。
だから
絵を描いたら
ちょっと手を休めて
話を聞いてみてください。
目指す形なんてない
ただ在るものを聞く
そんな優雅な時間になるはずです。