筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

成人式の主役を思う

晴れがましい日であるはずの日に起きた

信じられない事件

 

人生の節目だから

 「できるだけのことをしてやりたい」想いを

「確実にお金が動く」としかみていなかったんじゃないだろうか。これは私の考えですけどね。

 

私にとって成人式ってどうだった?

と思い返してみたら

私にとっては

「最後の親孝行」な気持ちでした。

 

親孝行というと語弊があるのかな?

でも

親の想いを全面的に投影できる最後の機会

と考えていたので

振袖選びも父主導。

気づいたら用意されてましたからね。

 

うちの場合

三兄弟で末っ子の一人娘でしたから

そりゃあ父は全力注入。

もともとおしゃれで

家族の洋服は全部父の見立てという家です。

だから父の想いを遂げるのが成人式だったんです。

 

こういうパターンは少なかったみたいですけど

私はかかる費用も

後ろめたく思わなかった。

逆に好きにやらせてあげてるんだぐらい

生意気な娘でした。

 

成人式当日は高校在学中に

千葉に引っ越した

千葉都民でしたから

あくまで文京区民な気持ち。

式が終わる頃に会場に行っただけです。

 20歳の私にとって成人式は

記念日にみんなで会って

ワイワイする日だったから。

 

今回の件で

いろんな人がたくさん手を差し伸べる動きがあって

私もそこに賛同してるのは

子どもを育て上げた節目としての成人式が

ふいになってしまったのが

あまりにやりきれないと思ったから。

どちらかといえば新成人より

記念に残したかった

親の想いを汲み取れたらいいな

というのが大きな理由。

自分も親になったからかもね。

 

いろんな考え、やり方があるから

それぞれのレンジの中でフォーカスすればいい。

そんなこと思うのです

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