筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

小1プロブレムは本当なのか

こんな記事が上がって来ました。

「小1問題」の本質は学校の古臭さにある | プレジデントオンライン

 

汐見先生は尊敬する先生です。

おっしゃってることも最もだと思います。

ただね

わたし自身3人の子どもが

小学生時代を過ごして

はや10年目に入りましたが

世に言う

「小1プロブレム」を

目の当たりにしたことはないんです。

今の子達

いい子ですよ。(大人側からすればね。)

座ってるし、動かない。

言われたことはやる。

 

???

 

これ、いい子ですか?ってことなんです。

 

大人からしたら扱いやすい状態です。

でも

意見が言えない

動かない

意思を示さない。

受け身ってことです。

 

彼らは幼少期から

「いい子」でいることを求められます。

生命維持と引き換えですから

言う通りにしてるのは当たり前。

で、だんだん自らの意思で

動くようになるのです。

それがちょっと前なら小1だったのかもしれません。

でも今は違う。

小1プロブレムを受けて

小学校で話を聞ける子にしようと

大人たちが前倒ししていった結果、

最近では幼少期からじっとする子どもたちが

沢山います。

そして自我が出てくる三年生ぐらいに子どもたちは右往左往してます。

 

先生のおっしゃるように

小1プロブレムが

大人へ対するイエローカード

であるのなら

そこに対応すべき年齢は幼少期。

もう一度

子どもたちの本来持ってる

 

意欲

好奇心

行動

 

信じて解放する時なのだと思っています。

それには大人が意識を変えなきゃいけないのは

自明の理。

結局

子どもは大人の鏡。

そんなことを思うのです。

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決めるとは自分の道しるべ    言葉・文字 小林佳織

#かさこ撮影