筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

簡易給食を巡って その3

前回からの続き

 

こちらからの提案も

子どもの食の好み

に受け取られかねない言い方だったのを反省し

まず考えをまとめました。

 

簡易給食に対する疑問点は?

 

なぜパンだけなのか。個包装がマストならば市販のおにぎりでも対応可能なはず。

代替えについて教育長からの通達はあったのか

 

この2点に絞られました。

そりゃあお腹空いちゃうよな、とか色々思いますが、代替として当初私が考えていたのはパンとおにぎりのチェンジだったので、シンプルにしました。

 

いざ、学校に赴き、教頭先生、学年主任、栄養士の先生とお話をさせていただきました。

 

まず、今回の状況下での先生方の気配りは大変なもの。どこまで対策を取るのか、試行錯誤の中安全を守るためにやっていただいているのは重々承知。感謝に絶えません。

その上でパンだけという点を伺いました。

学校側からもコロナ下での事情は話されます。

でもなぜパン?

というところは、

そう決まっているから

でした。

市、はてさて県からすでに指定されていること。

平たく言ったら大人の事情です。

もうそれは学校がなんとかできる話ではありません。そこはもう致し方ないことなので、家庭でのフォローはしますが、できない家庭もあるので最後の砦として給食を守ってください、とお願いしました。

 

2点目については

文書での通達は来ていないとのことでした。その場で教頭先生が教育委員会の方に確認をとってくださいました。

結果、文書としては出ていない。

ただ

 

保護者の方から健康上の理由で申し出ていただいたものを押し返すことはありません。

とお言葉をいただきました。

 

この言葉の至るまでに

再三アレルギーへの対処は従来通りするとおっしゃっていたので

現状のアレルギーは当然ですが、この先なるかもしれない可能性に対して配慮していただけないのでしょうか?

という問いかけから先の言葉へとつながったようでした。

 

実際、同じ食べ物を続けて摂取して症状が出ることはゼロとは言い切れません。そこへの不安は拭えなかったのが正直なところでしたので、

今月様子を見ながら来月の献立が出た段階で家庭の判断を、ということになりました。

 

というわけで軟着陸になりますかね。

とりあえずパンをおにぎりにと部分的な差し替えはできないそうなので、まるまる持参という形になりそうです。

 

 

もちろん

この流れになって実際持っていくのは子どもですから、当人の意思が一番に尊重されなければいけません。そこは重ねて確認してすすめています。

 

私としてもコトを構えたり

対立するつもりは微塵もなく、学校側の苦悩も

手に取るようにわかります。

なので、双方の意見を出し合っていい着地点が見つかればいいかなと思っています。

 

今は家でできるフォローをしている状況です

 

ひとまずこれまで

 


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