筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

朝ドラが私を惹きつけるわけ

「朝ドラが好き」というと

よく言われるのが

15分を毎日見られないよー

とか

話の山場がどこにあるのかわかんなくて

というお言葉。

確かにその通り

ただ

この二つの理由こそが

私にとってはが朝ドラに必要な要件だったりする

 

15分だからこそ

ちょっと手を止めて見てられる時間だったし

大抵の朝ドラは

一週間で山を作るので

そんなに話が展開しなくても

脳内補完しながら見られる、というわけです。

 

もちろん

15分正座してみないと

見逃しちゃうシーン連続の作品もあるし

逆に全く見てなくても

予想がついちゃう作品

なんならどうにも合わずに

離脱しちゃってる作品もある。

いつもいつも

同じクオリティってわけでもないですし

自分にフィットするかしないかもある。

言ってみれば

蓋を開けるまでわからない

どんな作品になるのか

楽しみと不安のせめぎあいも

 

私が心惹かれる理由の一つかもしれません。

 


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先日NHK福岡局にいく機会を得たのですが

ちょうど歴代朝ドラのパネルがありました。

記憶にある朝ドラを照らし合わせたところ

↑パネル約4/6分の朝ドラを見てました。

 

 

50代を超えた頃にやってくるアレ

半世紀ほど前には

50を超えたらもう人生最終盤でしたが

今はまさにこっから!なお年頃。

 

ある程度自分の采配で動けるようになって

自分の好きにできるねえ…

と思った矢先に

そろりとやってくるのです、アレが。

 

更年期?老後?

いやいや背負わなきゃいけない風を

醸し出す「介護」ですわ。

 

私達の世代からそろそろ誰しもが

介護と向き合うことになるのが現実。

私は結婚当初から義母の看護生活が始まり、

子育てと同時進行しつつ

バトンタッチして義父の介護生活もスタート。

昨秋をもって

四半世紀に及ぶ掛け持ち状態は終了しました。

 

子育てって10ヶ月の準備期間があったり

子どもが育つスピードとともに

実装していけばいい面はあるけれど

介護に関しては

即スタート、即対応の連続

そして相手様は徐々に階段を降りていく状態。

しかも何が起きるのかも予測不能

なかなか試されます。

まあそれでも毎日を暮らしながら

なんとかやるのですけど

やっぱり実例集というか想定集があったら

少しは心に間ができる、と思う。

まさに知識は力なりなんです。

知っておいたら良かったことはたくさん。

 

そんな我ら世代にドンピシャなお話会がこちら

https://ameblo.jp/syd1990/entry-12843948675.html

私は実際に本格在宅介護が終わってからでも

聞いてよかったことばかり

 

何しろ

自分が自分らしく生きていくために

必要な事を伝えてくれます。

 


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こんな道だったとしても

先が見えてたら

あるきやすいね。

 

 

 

 

飛行機の中での筆ペンは禁物

先日飛行機に久しぶりに乗ったんですよ。

あ、時間あるし書いちゃおーと

ペンをだし

蓋を開けたその瞬間

 

 

ぼどぼどぼどどどどーーーー

 

大量のインクがーー

 

たまたまスケッチブックの上で蓋を開けたので

紙の上に垂れたのは

不幸中の幸い

 

 

教訓

「飛行機の中で筆ペンは開けちゃダメ、絶対」

 

 

流れる墨をすんでのところで吸い取った。

そのままにはしないよ

「我逢人」←どんだけ気に入ってるの


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やっぱり違うわLCC とJAL

今回の空の旅

週末ということもあり

まあ当たり前だけど高いんですよ、運賃が。

 

で、苦肉の策

往路 LCC

復路 JALマイレージ

ということに。

 

今までLCCしか乗ったことなかったんですよねえ。

初!!!のJALです,JAL

一歩踏み入れたその機内は

まあまあまあまあ

何でしょう、この佇まい。

厚みがあるっていうんですかね

椅子も棚もクッションも。

極めつけは

各座席の前にモニターが!

なんて嬉しい

ワクワクしっぱなし、

 

しかもね

見はぐっていた

「翔んで埼玉」やってるじゃないの!

喜び勇んで見始めたわけよ

夢の世界にいっちゃって

細切れにしかみられなかったなんて

とても言えません


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どっちが上等とか

そういう問題ではないけれど

やっぱり違うのね~を実感。

それぞれの目的に合わせればいいのです、ハイ。

我逢人ー我人に逢うー

筆もじを始めた頃

パラパラと禅語を眺めていたときに

目に留まった言葉が「我逢人」

今回出かけた先で起きたことは

まさにこの言葉の通りでした。

 

何人もの人が

時間を作ってくれて

心を尽くしてくれました。

そして彼女たちにあったのが

6年ぶりだったってことに更に驚く。

 

そんなに経っていたのに

変わらずに会える人がいてくれるのは

有り難いこと。

今回会えなかった友人もいたけれど

大丈夫、また会いに行くよ。

 

私は人が好きで

何より人に生かされてる。

そんな事を改めて思い出させてくれました。

 



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人間ってすごいんだ

前から行ってみたかった

大谷石採掘場

 

ついに足を踏み入れました。

いやはやスケールの大きさに驚くばかり。

 

高さ30メートルもあるんですよ?

しかも昭和30年半ばまでは手掘り。

どれだけの時間を使ってたんだろう。


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これ、手掘りのあとですって。

 

その石が大谷一体も

塀や蔵、建物に大谷石が使われてます。

ここから切り出された石は

日本のあちこちに運ばれ、

発展の礎になったんだろうな。

人間ってすごいや。


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とにもかくにも

異世界に迷い込んだような気持ちになれる

大谷石採掘場でありました。

 

 

 

 

 

 

子は親の鏡とはよく言ったもんだ



我が家の長男

とにかくとっかかるまで時間がかかる

彼が小学生の頃は

「機関車やえもん」だねえ

といっていたくらい、

水から蒸気が上がるまで時間がかかる

動き出したらなんとか走るけれど

彼のギリギリ伝説は数え上げたらきりがない。

今も絶賛就活世代だけど

推して知るべし。

 

しかし

しかし

気づいてしまったのだ

 

その姿はまるで私だということに。

 

医療費控除やらやらやらなくちゃと

思い続けてはや2ヶ月

未だ手つかず。

今週は年休使ってやるぞ!

と早帰りしてるのに

気づいたら日が暮れて

 

あぁ、ほんとほんと

同じなのよ。

よって

こうしたらいいのに!

と彼に向けて言い放つ言葉は

まさに自分に向けて言ってる事に

気づいた今となっては

もう何も言えず。

ただ粛々と自分のすべきことをやろう。


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