スウィーニー・トッドを観劇
幕が下りたその時
ただただ襲ってきたのは
無力感とやりきれなさ。
こんなに救いようがない事ってあるのか?
帰る道すがら
息子、娘は思い思いに語りだしていた。
幸せであったであろう要素
共感できる部分
理解できない部分。
この物語は沢山の理不尽と矛盾を
これでもかと突きつけてくる。
都合よくいい話にはならない。
そして最後に示す
「誰にだって起きうること」だと。
そして再び考える。
何がどうしたら良かったのか。
ぐるぐる考えても
答えは出ない。
ただ沢山の感情が湧いてくる。
正解もないし、答えもない。
そういう事を目の前で見せてくれるのが
作品の果たす役割でもあり
舞台という装置を使って知ったことは
人生の幅出しになる。
観劇っていうのはこれだからやめられない