筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

作ってよかったフォトブック

10月の初旬に義父が身罷り

あれこれ準備をしていく中で

主人の妹さんがふと漏らしたんです

 

「お父さんの笑った顔のイメージがない」

 

確かに妹さんは18歳で家を出て

それから離れて暮らしてましたから無理もない。

ならば

妹さんが手元においておけるようなものを

ということで

フォトブック、作ってみました。


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これ、良いですよ。

 

何よりパラパラッとできるとより身近に感じられる。

今回、言い出しっぺは私だけど

写真の選定は主人におまかせしました。

これがね、とてもいい時間になったようなのです。

ここまでの長い間のことを

振り返りつつ、送り出す

心の準備ができたみたいです。

 

やっぱり誰かがいなくなるというのは

家族にとって大きな事。

心に向き合いつつお別れに向き合うのに

とてもいい事だったと思います。

 

そしてこの冊子を受け取った妹さんも

幸せそうな晩年でよかった

と言ってくれました。

よかったよかった。