筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

子どもの「お手伝い」が役に立ちだすのはいつ?

 

子どものお手伝いが

お手伝いとして有効に作用するのは

10歳以降です。

この場合の

 

有効に作用する

というのは

 

大人のやってほしいことを

頼んだ人の標準以上にやってくれた場合

 

です。

できますかね?

パートナーだってあやしくないですか?

4、5倍は人生重ねてるはずですけどね。

それなのに

どうして幼児に求めるのでしょうね?

ハードル下げましょうよ。

子どもからしたら

「お手伝い」の概念も怪しいもんです。

根っこは

お母さんと一緒にいたい

だけ。

一緒に笑って一緒の時間が嬉しいんです。

だからね、

「手伝い」の概念書き換えませんか?

 

幼児期は

「同じようなことを一緒にやる」

学童期(10歳位まで)は

「頼まれたことの一部をやる」

 

ぐらいでどうでしょう。

幼児期も一年ごとの差は大きいですから

それぞれの段階ごとでね。

 

なんにせよ

一足飛びにはいきません。

小さなことからコツコツと

10歳をすぎた時に

立派な片腕になるように

用意周到に導線を作るのが大人の仕事。

壮大なRPGと思ったら楽しいかも。

 

昔から

子守奉公も10歳からと言われてるように

10歳すぎると

理解力、判断力ともに

ある程度まで大人の気持ちに添えるように

なってくるもの。

そこまでどう仕込んでいくかが

大人の手腕なのです。

 

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10歳男児  いっちょまえに

役に立つようになってきました

(兄弟など環境要因も大きいのでご注意を)