筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

再始動を決めたときに起きたこと

再始動します。

何って、字を書くこと。

 

色々なことが重なり

数年休眠しておりました。

この秋、筆文字でイベントに出てみないかと

お誘いをいただきまして

まあ、いつものように

やらない理由探しやら

自分に失望しない予防線を張ってみたのですが

もう友人たちには見抜かれてますから

腹をくくって再始動に至ったわけです。

 

で、これまた久しぶりなFBを開けたところに

10年来繋がっていた方の訃報があがってきたのです。驚いた、というより非現実的すぎて思考停止。

それに加えて更に驚いたのが

ご家族がその知らせをFBにあげた写真が

かれこれ7,8年前に筆文字を始めた頃

最初に彼女の店でのイベントに出店し

書き下ろした時のものだったのです。

 

 

まだ、不安しか無い頃に

「書いて書いて!」と言って

前に座ってくれたあの笑顔を思い出します。

いつも誰かを全力で力づけるパワーの持ち主でした。

 

 すすんでも とまっても

 すべてがつながる

 ひとすじの道

 

最後まで本当にこんな生き方をしていました。

そしてこのタイミングで

この写真が現れたことが

必然なのかもしれない

そう思えたのです。

 

きっと今頃彼女は言ってます。

「ほら早くやんなさいよ」って。