筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

作ってよかったフォトブック

10月の初旬に義父が身罷り

あれこれ準備をしていく中で

主人の妹さんがふと漏らしたんです

 

「お父さんの笑った顔のイメージがない」

 

確かに妹さんは18歳で家を出て

それから離れて暮らしてましたから無理もない。

ならば

妹さんが手元においておけるようなものを

ということで

フォトブック、作ってみました。


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これ、良いですよ。

 

何よりパラパラッとできるとより身近に感じられる。

今回、言い出しっぺは私だけど

写真の選定は主人におまかせしました。

これがね、とてもいい時間になったようなのです。

ここまでの長い間のことを

振り返りつつ、送り出す

心の準備ができたみたいです。

 

やっぱり誰かがいなくなるというのは

家族にとって大きな事。

心に向き合いつつお別れに向き合うのに

とてもいい事だったと思います。

 

そしてこの冊子を受け取った妹さんも

幸せそうな晩年でよかった

と言ってくれました。

よかったよかった。

 

母の気持ちを今再び知る

「思ってくれるっていうのがありがたいのよ〜」

 

初めてこの言葉を意識したのは

小学5年生だったかの

八ヶ岳林間学校帰り。

お小遣いを持つような行事ではなかったのもあり

私はビニール袋に

八ヶ岳の空気を入れてもって帰った。

 

当然家についた頃には

袋はぺしゃんこになっていて

あんなに美味しい空気を

吸わせてあげられずに

残念な顔をしていたのであろう。

 

その時に今は亡き母が

「誰かの事を思い浮かべることが一番のおみやげ」

と言い

「思ってくれることがありがたいのよ」

と言ってくれたのだ。

その頃はありがたいなんてねえと

思ってたりもしたのだけど

先日

ムスメが

 

「お母ちゃん好きでしょ」

 

と、お高そうなほうじ茶プリンを

買ってきてくれたのです。

 

いやあ、じわっとくる嬉しさ。

あの時、きっと母も同じように感じたのかな。

自分の事を思ってもらえてるってことは

やっぱり嬉しいものなんだな。

優しさはまわっていく。

 

 


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会いに来て I need you

えっと誰の歌でしたっけ?

イベント出店のお知らせをしようと

会いに来てねって思ったら、

やっぱりI need youでしょう。

 

 

さて本題

わたくし、来る11月18日(土)に

イベントに出させていただくのです。


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そしてこのイベントですね

「ひらめくカード」で繋がっている方々なのですよ。

私も端っこにいますねえ。

そして今回は様々なブースもありつつ

「ひらめくカードカウンセリング」も

受けられるわけです。

 

一粒で二度三度楽しめるこんなイベント

ぜひぜひ足をお運びくださいませ

 

人の最期を見届けたからこそ湧き上がる今という奇跡

かねてより入院中だった義父が旅立ちました。

享年86歳 家族になってから25年でした。

 

9月半ばに肺炎疑いで入院してから

カタコト音をたてるように

最期を迎えていきました。

 

様々な準備をする中で

数々の写真を見ていると

ほんの3年前であっても

全く様子が違っていたことに驚くばかり。

 

ひとつの命の終わりを迎えた今

強烈に浮かび上がってきた言葉がありました。

ひどく使い古された言葉ではあるけれど

今はそれを書かずにはいられなかった。

そんな3枚です。


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ここまでのことなどは

また追々。

人生最期に好きと言えるものがある幸せ

我が家は三世代家族です。

結婚当初から同居でしたので

4人編成からスタートしています。

で、今義父が入院中です。

85歳という年齢と長く付き合ってきた

パーキンソン病等々の持病に加え

大腿骨骨折を経て気がついたら要介護5になってました。

そのおじいさん、大の甘党でして

子どもの頃一升瓶に入った蜂蜜を舐めて気を失った

なんて逸話を持つくらい。

嚥下が難しくなってからもあんこだけはぺろりと

食べてました。

 

だいぶ酸素飽和度が低いということで

面会に行きました。

感染症対策の面会制限有りのところ解除されました)

確かに寝てるのか?起きてるのか?

返事はできるのか?といった状況の中

息子である旦那が

「おはぎ食べらんなかったね」

と声をかけると

「うん」

と声を出して目を開けたのです。

その後も

他の話では反応しないのに

「あんこ」「お団子」には好反応

本人が辛いと気の毒だなあと思ってたのですが

ここまで好きなものに反応できる

「好き」への計り知れないパワーを思い知ったわけです。

 

私もいつか行く道

好きといえる幸せを感じていきたい


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シャトレーゼ 粗搗き大福シリーズ

和菓子、敷居が高い和菓子もはもちろんすきですが

市井に生きる私としては

手軽に気軽に手に取れる和菓子を推します。

昔の町の和菓子屋さんで買えたようなもの。

 

秋風が吹くと豆大福とか

急に食べたくなったりするもんです。

でもなかなかコレだ!というものに出会えない。

 

そんな中で2年ほど前に出会ったのが

シャトレーゼの「粗搗き大福」


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同店の豆大福より私はこちら派

お店のお姉さん曰く

亀屋万年堂さんが作ってるそうで

そのクオリティに納得です。

 

で、浮気せずに来たのですが

今年出たこちらに心奪われました

「粗搗き大福くるみ醤油」


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今までもよもぎも出たんですが

粗づき具合との相性がよろしくなかった。

故に一回食べて終了。

今回はといいますと、

クルミのコツリ感と粒感がうまく融合しています。

 

この秋冬は

リピートする気満々です。

初体験 劇団☆新感線

この数年

大きな舞台を観に行くようになりました。

かねてから一度は観たいと思っていた

 

劇団☆新感線

 

ついに観る機会をえられまして

行ってきましたよ

新宿 Milano座

歌舞伎町です、歌舞伎町

未開の土地ですよ

山手線の左側ですから。

 

それはさておき

  天號星

いやー、満足。の一言

一瞬で彼らの創り出す世界に持っていかれました。

この充実感と爽快感を

どう表現したらいいのでしょう。

初 劇団☆新感線なので

この劇団への先入観なしで観たのですが

殺陣と笑いの波状攻撃

目まぐるしく走る走る役者陣←除く古田新太さん

役者の方々の創り出す空気は

もはや狂気に近い←褒めてる

 

お誘いいただいた方と

帰り道、興奮しながら喋ってたら

江戸川超えてました。

 

ああ、ハマりそうです。


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おまけ 

ここまで観てきた作品の備忘録にします。

時系列はバラバラになりますが、自分用ということでご容赦を