筆もじスト 小林佳織 かおりんのブログ

あなたや写真から感じた事が私の手を躍らせます。ことばを書くのも子どもたちとあそぶのも私にとって大事なこと。筆を通して表れることばはただ一つのもの。

人間ってすごいんだ

前から行ってみたかった

大谷石採掘場

 

ついに足を踏み入れました。

いやはやスケールの大きさに驚くばかり。

 

高さ30メートルもあるんですよ?

しかも昭和30年半ばまでは手掘り。

どれだけの時間を使ってたんだろう。


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これ、手掘りのあとですって。

 

その石が大谷一体も

塀や蔵、建物に大谷石が使われてます。

ここから切り出された石は

日本のあちこちに運ばれ、

発展の礎になったんだろうな。

人間ってすごいや。


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とにもかくにも

異世界に迷い込んだような気持ちになれる

大谷石採掘場でありました。

 

 

 

 

 

 

子は親の鏡とはよく言ったもんだ



我が家の長男

とにかくとっかかるまで時間がかかる

彼が小学生の頃は

「機関車やえもん」だねえ

といっていたくらい、

水から蒸気が上がるまで時間がかかる

動き出したらなんとか走るけれど

彼のギリギリ伝説は数え上げたらきりがない。

今も絶賛就活世代だけど

推して知るべし。

 

しかし

しかし

気づいてしまったのだ

 

その姿はまるで私だということに。

 

医療費控除やらやらやらなくちゃと

思い続けてはや2ヶ月

未だ手つかず。

今週は年休使ってやるぞ!

と早帰りしてるのに

気づいたら日が暮れて

 

あぁ、ほんとほんと

同じなのよ。

よって

こうしたらいいのに!

と彼に向けて言い放つ言葉は

まさに自分に向けて言ってる事に

気づいた今となっては

もう何も言えず。

ただ粛々と自分のすべきことをやろう。


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ただただすこやかに育っておくれ

我が子も上がハタチを超え

3番目も寮に入ったりして

すっかり独立ムードの色濃い我が家。

その年齢なりの心配はあれど

小さい頃あったような心配はない。

 

でもこれって

当たり前じゃないんだろうな

と最近は思う。

 

日本では大きな災害が断続的に続いてるし

世界でもきな臭いばかりで

果たして子どもたちが

安心してすごせてるのだろうかと

それが一番気になる。

 

子どもは

怒ったり泣いたり、笑ったり、悲しんだり

しながら

「子どもの時間」に「心動かして」

子ども時代をすごしてほしい。

 

ほんとに

ただただ健やかであれ

 

そう思う。



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書き下ろしって楽しいのさ

先週末開かれた

ひらめくカードまつり

沢山の方の笑顔と

笑い声に包まれ

無事に終了しました~


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正直いうと

書き下ろし出店自体、3年?4年ぶり。

こうやって出店できたのも

愛すべき友人達の力の賜物です。

 

今回、本当になんて自分が恵まれているのか

そして書かせてもらったことに感謝しかわかない時間になりました。

コロナ前に出店していた頃の焦りや後ろめたさなんかはどっかに吹き飛んじゃいました。

書かせてもらえる喜び

手渡したときの笑顔

そして何より

書いてるときが楽しい、楽しい。

そうだったそうだった

こんなに楽しかったんだ!

っていうことを思い出しました。

 

またどこかで書きたいな。

書かせてもらえるなら

どこでも行きますってそんな気分です。

 


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ひらめくカードで書いてみた



ひらめくカード祭りまであと7日

ちょっと自分のためにひいて

浮かんだ言葉を書いてみました。

 

じゃじゃん


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まず最初に目に入ったのは

咲き誇るバラ

そして小鳥たち

 

そう、もうすでに在るのですよ。

この間も同じような言葉が降りてきたなあと

思うと、やはり今の私に必要なことなのでしょう。

 

今、手元にあること

今、やっていること

在るものに目を向けていこう

 

そうしたらいつか

私が目指してた私に近づけるのかもしれない

 

 

目指してるものが現れてるのがこちら

https://ameblo.jp/tsuma1000/entry-12823453924.html

 

そして

来週はここで会えます!


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作ってよかったフォトブック

10月の初旬に義父が身罷り

あれこれ準備をしていく中で

主人の妹さんがふと漏らしたんです

 

「お父さんの笑った顔のイメージがない」

 

確かに妹さんは18歳で家を出て

それから離れて暮らしてましたから無理もない。

ならば

妹さんが手元においておけるようなものを

ということで

フォトブック、作ってみました。


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これ、良いですよ。

 

何よりパラパラッとできるとより身近に感じられる。

今回、言い出しっぺは私だけど

写真の選定は主人におまかせしました。

これがね、とてもいい時間になったようなのです。

ここまでの長い間のことを

振り返りつつ、送り出す

心の準備ができたみたいです。

 

やっぱり誰かがいなくなるというのは

家族にとって大きな事。

心に向き合いつつお別れに向き合うのに

とてもいい事だったと思います。

 

そしてこの冊子を受け取った妹さんも

幸せそうな晩年でよかった

と言ってくれました。

よかったよかった。

 

母の気持ちを今再び知る

「思ってくれるっていうのがありがたいのよ〜」

 

初めてこの言葉を意識したのは

小学5年生だったかの

八ヶ岳林間学校帰り。

お小遣いを持つような行事ではなかったのもあり

私はビニール袋に

八ヶ岳の空気を入れてもって帰った。

 

当然家についた頃には

袋はぺしゃんこになっていて

あんなに美味しい空気を

吸わせてあげられずに

残念な顔をしていたのであろう。

 

その時に今は亡き母が

「誰かの事を思い浮かべることが一番のおみやげ」

と言い

「思ってくれることがありがたいのよ」

と言ってくれたのだ。

その頃はありがたいなんてねえと

思ってたりもしたのだけど

先日

ムスメが

 

「お母ちゃん好きでしょ」

 

と、お高そうなほうじ茶プリンを

買ってきてくれたのです。

 

いやあ、じわっとくる嬉しさ。

あの時、きっと母も同じように感じたのかな。

自分の事を思ってもらえてるってことは

やっぱり嬉しいものなんだな。

優しさはまわっていく。

 

 


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